蠟梅(ろうばい)


大寒を越えて、最も寒さの厳しいこの頃ですが、春の兆しを感じさせてくれる梅の蕾がふっくらと愛らしい季節。能の演目『弱法師」では盲目のシテが梅の香を愛で、心を寄せる姿が描かれています。梅の花びらも施行であるとときます。

香り高い蠟梅が、其処彼処で咲き始めました。人々が心穏やかな時間を取り戻せるよう、梅はただ無心に咲き、私たちを和ませてくれています。

今日は親しくしている方が、新作の連花唐草紋バッグをお手元に引き寄せてくださいました。春になったらバッグひとつ持ってお出かけしていただけるようになります。立春までもう少しですね。