歴史的に世界が渾沌とした2020年が終わり、2021年を迎えました。
自分軸を持って他者とつながりこの時代を生き抜く。
2021年を人々がどう切り抜けたのかという歴史を振り返り、未来の私たちのために何を残してくれたのかと想いを馳せるであろうこと、つらつら想像する。そう考えるとすべての些細な行いすらとても大切なことと感じ、丁寧にひとつづつ駒を進めていこうと思う。
「100年ほど前に日本を襲った感染症、その当時のお家元であられた十三代円能斎がご考案されたお点前を残してくださった...」先人の知恵を有り難く受け継ぎ、今が在ることに感謝しつつ。
何を残していきたいか。それを過去から学び、より良い未来へ繋いでいくことがひとの使命なのかなと思う2021年。
AWAIでは少しでもお手元にお取り寄せ頂いて、手にとって愛でていただき日本の先人が残した紋様や稀有な技法によって表現することが可能となった作品を日夜作り続けてまいります。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。