鎌倉坂ノ下ギャラリーのあれこれ


実店舗のAWAIギャラリーがオープンして10日が過ぎ、ご縁の不思議を感じています。毎日、展示方法を考えてあちらこちらを見てまわっていると日々驚く発見があり、私が今ここにいる意味を考えさせられます。

つい2年前まで大家さんが住んでおられた日本家屋は、95年前に神戸の商船関係の方の別荘として建てられたものでした。最初室内に入らせていただいた時、天井の高さに驚きました。海外向けにと考えてペンダント照明を作っていますが、ここなら照明の展示がとても活かせる・・

そして、大家さんのお父様は鎌倉彫りの作家であり先生でいらした方だったそうです。すでに他界されておりますが、たくさんの作品が残されておりAWAI GALLERYに展示としてお貸しいただけることになりました。そしてこのかたの作品、僭越ながら彫りや塗りの具合、そして手刳りという手法においてAWAIの織物との相性がよく・・。拝見した時、嬉しくて小躍りしたくなりました。

さらに、そのお部屋には能の面『翁』が飾ってありビックリ・・そして、このお写真の面がギャラリーにやってくることになりました。

AWAIを京都で手伝っていただくご縁を頂戴したのも、能装束が結びつけてくれましたし・・、能とAWAIは深い関係で繋がっています。

次々と深みを増してゆくAWAI GALLERYの空間で、日本をあじわってくださったら嬉しいです。

皆さまのお越しをお待ちしております。

鎌倉京都二つの古都のコラボレーションブランド

AWAIテーブルウエア&インテリア雑貨

blog担当 Mami