塀のブロックや古い木戸と相性の良い素敵な看板が出来上がってまいりました。築95年の時を経た日本家屋ながらモダンな造りが特徴的なこの建物は、神戸の商船関係の方が別荘として建てたもので、堅牢であり室内の建具は繊細、そして極めてセンスがよいものです。
古きと新しきものを調和させることで、私たちが令和の現代を豊かな心で活力を持って生きることを教えてくれます。
サインはミニマルでありながら存在感を放つことで95才の建築との佳きバランスをとることを目指し、素材とデザインを決めていきました。
今朝は日本の古民家を再生するプロジェクトに関わる友人と、大人のための質の高い鎌倉を紹介している素敵な女性がご一緒にいらしてくださいました。ひとしきりサインと建物を外からご覧になった後、玄関を入るまでどのくらいの時間を費やしたことか。笑
日本について、そして美しき日本の文化を未来に残していくために話は尽きず、近いうちの再開を誓い、お見送りいたしました。
今日もこのサインと建物、木々を眺めつつ、ふいに木戸を開けてくれる方々の訪問を楽しみにお待ちしましょう。