宝相華紋(ほうそうげもん・あおしろつるばみ)
宝相華紋(ほうそうげもん・あおしろつるばみ)

宝相華紋(ほうそうげもん・あおしろつるばみ)

唐代の中国、日本の奈良・平安時代に用いられた優美な植物の装飾文様。AWAIでは、「厳島の平家納経」にも縁のある密教における装飾品を題材に、平安末期の宝相華文刺繍に着想を得て、唐草の自由な曲線をデザインしました。寺院の装飾に用いられることも多かったことから、宝相華と唐草はすべて銀糸でふっくらと立体的に表現。心癒す色使いの生地に織り込まれた糸はきらめく光の粒子のよう。銀糸で織り出された宝相華と唐草が生き生きと浮かび上がります。日々の暮らしのなかに、植物を愛でるやさしい気持ちを表現してみませんか。

色:青白橡(あおしろつるばみ)

抹茶を混ぜたような魅惑的な色で、平安時代は天皇だけが着用できた禁色。ほのかな明るさの中では薄茶色に見え、光がさすと緑が浮くように映えます。日本的な曖昧さとハッキリとした強い濃紺のあわいを、氷のように冷たく澄んだ銀糸で宝相華と唐草が漂うような配色で表現しました

サイズ:48cm×31cm


通常価格 $295.79
単価  あたり